部品製作にあたり、特に注意をしている事は寸法の変化と仕上がり具合です。寸法の変化は製作の過程で段取時・加工時・終了時の測定だけでなく、午前中・午後の定期的な時間で行っております。プラスチックは材質によって様々な特性がありますが測定頻度を多く行う事で、気温の変化や時間の経過で変わる加工条件にも対応し、安定した部品をつくり続ける事を心がけてます。また、制度の高い箇所（ﾈｼﾞ等）はゲージを用いて全品検査を行います。作業者を問わず誰がつくっても同じ品質を維持できるよう、スタッフ全員が扱えるように指導してます。

また、仕上げ作業については熟練の作業員が目視検査で異常の有無を全品確認しながら手作業でバリを除去します。部品製作の難易度が高くなるにつれ、仕上げ作業にかかる労力も増しますが、お届けした部品が不具合を起こさぬよう丁寧に仕上げます。

加工例

製作実績のある材質

汎用プラスチック
高密度ポリエチレン（HDPE）・低密度ポリエチレン（LDPE）・ポリプロピレン（PP）・ポリ塩化ビニル（PVC）・ポリスチレン（PS）

エンプラ
ポリアミド（PA）・ポリアセタール（POM）・ポリカーボネート（PC）・ポリブチレンテレフタレート（PBT）・ABS樹脂・

スーパーエンプラ
ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)・テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体（PFA）・テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体（ETFE）

ポリビニリデンフルオライド(PVDF)・ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)・ 超高分子量ポリエチレン（UHMW-PE）・ポリフェニレンサルファイド(PPS)　

使用機械
NC旋盤・複合旋盤・マシニングセンター
(ネジ加工、ローレット加工、割出加工等)

当社の高度な加工技術により、微細な部分や複雑な形状の部品も精度良く加工することが可能です。
また、測定検査にも力を入れており、高精度の部品を安定して生産できるような仕組みづくりをしています。